縁起でもないと敬遠することは簡単ですが、自らの最期について何となくでもイメージしておくことは大切です。葬儀・告別式は自らの集大成になるイベントですから、プロデューサーはまさしく自分自身であるべきです。そんな背景もあってか、終活ブームがやって来ているようです。
エンディングノートの売れ行きも好調のようですし、終活の関心は年々高まっています。葬儀の際に慌ててしまうのが、遺影の準備ではないでしょうか。バタバタとした中で選んで、後になって後悔することがあります。終活では遺影の撮影会が開催されることがあり、大勢の人で賑わいを見せます。
やはり短い時間で多くのことを決めるのは難しいですし、可能であれば事前に決めておくことが理想ではないでしょうか。遺産相続の問題もありますし、事前に決めておくことが無用な争いを防ぐことにも繋がります。
(参考情報)
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終活、という言葉が流行りだしたのは最近でしょう。日本人の平均寿命が延び、長く生きられる分、物事を考える自分の身の振り方を考える時間が増えたからでしょうか。そして、少子化も進む今、残される人々に対して負担や迷惑を少しでもかけぬよう、自分の人生の終わらせ方というものを考えるのでしょう。
葬儀をあげるにしても、経済的負担をかけるわけにはいかないと、ある程度の貯金など、自分の葬儀にかかるお金を用意しておく方もいるようです。自分の最期の後のことまで考えなければならぬ現代ですが、残される身としても、そうした気遣いはありがたいです。
何となく、送り出すこともせず焼いて埋めるだけというわけにもいきません。去りゆく方も、残される方も、お互いが納得できる形でのお別れが一番理想です。終活とともに、お世話になった方を頭に浮かべる時間も大切です。