挨拶：葬儀場フォーチュン

葬儀の際に挨拶をすることがあります。そんな機会も一生のうちに数多くはないでしょう。中には業者が用意をしたメモを読むだけの人もいます。参列をしてくれた感謝の気持ちを伝えたいのであれば、自分の言葉で話したほうがよいでしょう。

参列をした人もメモを読んでいるだけの挨拶ではガッカリしてしまいます。自分の言葉で伝えたくても何をどうやって話したらよいのか分からなくなってしまうことがあるかもしれません。メモを用意しておくのもよいでしょう。

しかしメモはどうしても必要なものではありません。どういうことを伝えたいのか、話したいのかということが分かっていれば、感情のままに挨拶をしてもよいです。参列者に対して気持ちを伝えることができるのであれば、何でもよいです。

全く関係のない話をしなければよいとされていますし、基本的には自由だそうです。

若い人などは、人の死に接する事はそうあまり機会がないかもしれませんが、人間年齢を重ねて行く内に、一人また二人と最愛の人を失っていきます。その内、次は自分の番ではないかと考える様になると言います。誰でも死とは隣り合わせで生きているのだと言う事を、常々感じてしまいます。

葬儀などに伺って、焼香を上げた後、改めてご遺族にご挨拶をしなければなりませんが、なかなかお悔やみの言葉って、パッと頭に浮かびません。喜ばしい事とは違って、飾り立てる事も、褒めたたえる事も出来ません。故人を偲んで、素直にこの度はお悔やみ申し上げますと実直にまずは第一声、声をかける事が最大の気遣いでしょう。

お通夜などで出されるお時を薦められて、立ち寄る事があれば、残された家族に生前の故人と共有した出来事を語ってあげると、とても喜ばれるかも知れません。